酵素って何?二大酵素をわかりやすく解説!

コラム

酵素とは

私達の体に、たんぱく質・脂質・糖質の三大栄養素や、三大栄養素にビタミンとミネラルを加えた五大栄養素が欠かせないことはよく知られたことですが、実はこれらの栄養素は、ただ摂取するだけでは意味がないことをご存知でしょうか。

私達が生命を維持するには、栄養素を体内でエネルギーに換えることが必要です。

しかし、このエネルギーに換える働きについては、これまで栄養素ほど関心を持たれていないのが現実でした。

そして、その重要な役割を担っているのが「酵素」なのです。

酵素には、大きく2種類、体内で生成される「潜在酵素」と、食物に含まれる「食物酵素」があります。

潜在酵素とは

私たちの体の中で作られ、私たちの生命に関わっているのが「潜在酵素」です。

潜在酵素は一生で作られる量が決まっているため、その数には限界があります。

20代を100%としたら、40代になるとその半分の50%ほどしかないとも言われています。

また、潜在酵素は「消化酵素」と「代謝酵素」に分けられ、加齢により潜在酵素の量が減ってくると、生命維持のために栄養をエネルギーに換える「消化酵素」へと優先的に使用されるようになります。

一方の「代謝酵素」は、呼吸や運動、免疫力に関わる酵素です。

潜在酵素の多くが消化酵素に使われるようになると、必然的に代謝酵素の量が減るため、太りやすくなる、疲れやすくなる、風邪を引きやすくなるなどの体調の異変を感じるようになります。

そこで、酵素を補うために体外からも摂取する必要が出てくるのですが、その時に役立つのが「食物酵素」です。

食物酵素とは

食物酵素は、文字通り食物に含まれる酵素です。

ただし、食物酵素は熱に弱く一般的に42~48度ほどの温度で加熱をすると、成分が破壊されると言われていることから、酵素を含む食物は生の状態で摂るのがよいと言われています。

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