今治タオルとは?なぜ今治か。

コラム

なぜ今治タオル?

最近は、高級ホテルで今治タオルが使われていたり、お歳暮やお中元などのギフトで今治タオルをいただくことが増えてきたリと、「品質の良いタオル=今治」というイメージが定着しつつあります。
でも、なぜ今治でタオル作りが120年以上も続いているのでしょうか。

軟水を用いることで鮮やかな色を表現

今治は、四国愛媛県北部にあります。高縄山系を源流とする蒼社川の伏流水や霊峰石鎚山より流れ出た地下水など、極めて重金属が少なく硬度成分も低い、晒しや染めに適した良質の水が豊富にあります。この軟水を用いて晒しを行うことで、繊維にやさしい仕上がりとなり、繊細かつ柔らかな風合いや鮮やかな色が表現できるそうです。

お遍路さんの関係も

また、四国といえば八十八ケ所の寺を巡るお遍路さんが有名ですよね。今治でも歩き遍路の人々を接待する習慣があり、汗をぬぐうための丈夫で吸水性の高い、肌触りのよいタオルを提供する伝統があることも理由の1つということです。

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